ペットの健康や高齢化を気遣う商品が続々

2017年3月

日用品メーカー各社が、犬や猫用品の新製品を続々と発売している。

飼い主にとって、ペットが「飼う」対象から、「一緒に暮らす」存在となり、市場が広がってきたからだ。

犬や猫も人間と同じように、健康や高齢化を気遣い、お金をかける傾向にあるという。

ライオン商事は4月、

犬・猫用の歯ブラシ新商品「ペットキッス 指サック歯ブラシ」を発売すると発表した。


指にはめて使うハブラシで、薄型コンパクトヘッドで小さなお口の愛犬・愛猫でも奥まで届く。

歯ブラシの柄がやわらかい素材でぐにゃっと曲がり、指が自由に動かしやすいうえに、ペットも嫌がりにくくなっている。

 

ライオン商事によると、歯ブラシを週1回以上使う犬の飼い主は

2013年の9%から16年には23%に増加したという。

 

 

ユニ・チャームは昨年11月、

高齢犬の床ずれなどを防ぐ介護マットや、その上に敷く悪臭や皮膚炎を防ぐシートといった新商品を全国の動物病院で売り出した。

高齢の犬・猫向けの軟らかいペットフードも充実させている。

 

 

日本全国で、犬の飼育頭数は減る傾向にあるみたいですが、

1頭1頭にかける支出は増えているらしい。

 

愛犬には健康で長生きしてほしい、快適な老後生活を過ごさせてあげたい、

という飼い主さんが増えているんですね。