マウンティングのしつけ法

散歩中に、他に犬や腰を振りマウンティングする犬を見かけます。

 

マウンティングするのはオス犬ばかりではありません。

メス犬もマウンティングします。

 

またマウンティングする相手も、犬種やオスメスに関係ありません。

 

飼い主に対してもマウンティングする場合もありますし、

時にはクッションやぬいぐるみなどに対してマウンティングする犬もいます。

 

 

マウンティングする理由

 

なぜマウンティングするのでしょうか?

 

 

マウンティング行動は犬の性行動のひとつですが、

それよりもむしろ、”相手より自分が上の立場である”ことを示しているのです。

 

このため、メス犬でもマウンティングするのです。

 

 

飼い主にマウンティングするのは、決して愛情表現ではなく、

飼い主より自分の方が上であるとアピールしているのです。

 

 

マウンティングをやめさせましょう。

 

マウンティングは犬の本能なので仕方ない部分もありますが、

マウンティングされる犬は嫌がっています。

 

犬同士の喧嘩にもなりかねません。

 

また、飼い主へのマウンティングを許していると、

犬が飼い主を支配したと感じ、

飼い主と犬の主従関係が崩れてしまいます。

 

服従心の低下になりかねません。

 

ですから、マウンティングはやめさせなければいけません。

 

 

マウンティングをやめさせる方法

 

では、どうやってマウンティングをやめさせられるのでしょうか?

 

オス犬の場合、去勢後、マウンティングしなくなると言われていますが、

去勢するタイミングが遅く、すでにマウンティング癖がついている場合は去勢しても治りません。

 

また、避妊済のメス犬も同じくマウンティングしてしまいます。

 

 

マウンティングは”しつけ”でやめさせられます。

 

 

たとえば、

森田誠のしつけ法では、

マウンティングしようとしたら、リードを強く引っ張って止め、

止めたあとはヨシヨシと声をかけ、ひたすら撫でて愛情で受け止めます。

森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法

 

藤井聡のしつけ法では、

マウンティングしようとしたら、無言でリードコントロールし、犬を冷静にさせる。

そして座らせて犬を制御する。

藤井聡が教える犬のしつけ教室

 

このようにマウンティングのしつけ方は色々ありますが、

飼い主の性格や、犬に合ったしつけ法を選びましょう。

 

飼い主の性格別、おすすめしつけ法はこちらです。

飼い主の性格別 犬のしつけ法