慣れた犬にかまれ女児死亡

2017年3月9日

午後4時35分ごろ、東京都八王子市で、

飼い犬のゴールデンレトリバー(4歳オス、体重約37キロ)に

生後10カ月の女児がかまれて亡くなるという痛ましい事故があった。

現場は女児の母親の実家。

このゴールデンレトリバーは、女児の祖父母宅で飼われているのだ。

警視庁南大沢署によると、女児はハイハイを始めたばかりで、当時は祖父母と3人で居間で遊んでいた。

そのとき、屋内で放し飼いにされている犬が突然かみついたという。

 

以前から女児は祖父母宅をしばしば訪れていた。

祖父母は警察に「ほえたりかんだりしない、臆病でおとなしい犬だった」と説明しているという。

近所の人の話でも、しっかりしつけられ、トラブルはなかったという。

このようにしっかりしつけられた飼い犬が、

しかも慣れしんだ相手にでも

時には本能が働き、思わぬ行動をとる場合があるようですね。

 

私たち飼い主にとっては家族と思っている犬でも、

小さな子供と遊ぶ時は、

絶対に大人が一緒にいて目を離さない、犬はケージに入れておくなどの対策が必要かもしれませんね。


イメージ画像です。

 

環境省によると、

犬のかみつき事故は全国で4373件(2015年度)発生している。

被害者の状況別では、

「通行中」が最多で、「配達、訪問などの際」が続く。

 

散歩に出る時には、必ずリードにつなぐ。

犬がどんな行動に出た時にでも、しっかり制止できるように飼い主も心得ておく必要があると思います。